内科
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こちらのページでは当院で対応している疾患の一部をご紹介いたします。
症状に心当たりがございましたら、まずは医師へご相談ください。
早期発見、早期治療が大切です。
急性上気道炎
鼻づまり、鼻やのどの粘膜の乾燥、くしゃみ、鼻水、のどが痛む、せきが出る、といった症状が出ていませんか。
急性上気道炎、俗に言う風邪は、鼻からのどまでの上気道を中心とする部分に、ウイルスや細菌が感染して急激に起こる炎症性疾患です。実際に風邪をひくと、気管や気管支などの下気道にも炎症が広がっていく場合も少なくありません。原因になる病原体はたくさんありますが、その80~90%はウイルスで200種以上にのぼります。疲労やストレス、睡眠不足、栄養バランスの偏り、寒さ、乾燥などの要因が重なると発症しやすくなることが知られています。
生活習慣病
健診診査や人間ドックを受けられて、「経過観察をしてください。」と指摘された経験はありませんか。また結果説明の際に、「少し高目ですので注意してください。」と言われたことはありませんか。そういった方はすでに生活習慣病を発症されているかも知れません。
生活習慣病とは、生活習慣の乱れがその疾患を発症させたり、症状を悪化させるもので、高血圧、糖尿病、脂質異常症が主なものです。生活習慣病は自覚症状に乏しいため、病気の自覚がなかったり、薬物治療を嫌がられたりします。また、生活習慣を改善すれば治るんだと思われている方もいらっしゃいます。例えば、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高くても、どこか痛くなるわけではありません。しかし、それを放置すれば徐々に動脈硬化が進み、やがてどこかの血管が狭くなったり詰まったりした時に症状が出ます。それはもはや脂質異常症ではなく、心筋梗塞だったり脳梗塞だったりするわけです。高血圧や糖尿病についても同じことが言えます。つまり、生活習慣病は、動脈硬化に助長し心血管疾患を引き起こします。
生活習慣病の治療の第一歩は、食事療法・運動療法、節酒・禁煙といった生活習慣の改善からです。しかし、親からの遺伝的要因もあるため、生活習慣の改善だけでは検査値が正常には戻らないケースはたくさんあります。当院では、生活習慣改善のアドバイスをし、ご納得いただいて最低限の薬物治療から始めます。「一旦薬を始めるとやめられないんでしょ。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。お薬がやめられないのではなく、生活習慣病に対する治療がやめられないのだと考えてください。検査値が良くなれば、薬の量を減らしたりしますし、食事や運動療法を頑張れば薬を中止することもあります。
生活習慣病は、短期間で治癒する疾患ではありません。上手に長く病気と付き合っていけるように、自己管理のお手伝いをいたします。健診の結果が気になる方は、お気軽にご相談ください。